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アメリカの大学のホスピタリティ学部って日本の大学と違うの?卒業生が解説します!

 

ホスピタリティって何を学ぶの?

 

ホスピタリティが学べる学校はどこ?

 

アメリカの大学でホスピタリティを学ぶメリットは?

 

卒業後の進路は?

 

そんなホスピタリティ分野に興味がある人のために、本記事ではアメリカの大学のホスピタリティ専攻について解説します。

 

私自身アメリカの大学では
 ホスピタリティ学部
 ホテル・レストラン・観光専攻
だったので、実体験を元にまとめました。

 

〜私の経歴〜
日本の普通の高校を卒業後、アメリカの大学に進学。
4年後卒業・帰国し、現在は外資系企業にて英語を使った仕事をしています。

 

この記事でわかること

 ホスピタリティ専攻の概要

 collegeとuniversityで学ぶ違い

 アメリカでホスピタリティを学ぶ強み

 卒業後の進路

 

みなさまの参考になれば幸いです。

 

アメリカの大学で学べる『ホスピタリティ』とは

ホスピタリティって何を学ぶの?

ホスピタリティとは日本語では「おもてなし」と訳され、この「おもてなし」が特に重視される宿泊・飲食・旅行・観光・レジャー業界は『ホスピタリティ業界』に属します。

 

ホスピタリティ業界に属する業界

 

アメリカの大学では、ホスピタリティ業界の基礎〜実用的な知識・スキルだけでなく、ビジネスやマネージメント面まで幅広く学べます。

 

ホスピタリティ専攻の授業の例

 

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ホスピタリティ学部の詳しい授業内容はこちら

 

 

ホスピタリティが学べる学部や学科は何?どんな専攻があるの?

ホスピタリティが学べる学部・学科

ホスピタリティ系の専攻はホスピタリティ学部ビジネス学部ホスピタリティ学科に属すことが多いですが、その他の学部に入れている大学もあります。

 

<例>

フロリダ大学では
Health & Human Performance 学部
Tourism, Hospitality & Event Management 学科

 

サンフランシスコ大学では
Management 学部
Hospitality Management 学科

 

まめ知識

 学部は英語で

School of ...

College of ...

Faculty of ...

 

 学科は英語で

Department of ...

 

 アメリカの大学では小さい学部には学科がないことも多く、ホスピタリティ学部には学科がないことも珍しくありません。

 

ホスピタリティの専攻

ホスピタリティ学部や学科で学べる分野は多岐に渡ります。

 

memo

ホスピタリティで学べる分野リスト

 

 宿泊系

 ホテルマネージメント

 リゾートマネージメント

 

 飲食系

 レストランマネージメント

 Culinary Arts(調理)

 

 旅行・観光系

 旅行・観光マネージメント

 エアライン

 

 レジャー系

 テーマパークマネージメント

 ゴルフマネージメント

 クラブマネージメント

 Casino & Gaming

 

 その他

 イベントマネージメント

 人事・人材開発

 リスクマネージメント

 

どの分野をどの程度深く学べるかは大学やコースにより異なります。

 

ホスピタリティ専攻の共通科目を履修しつつ、自分の興味のある分野は選択科目でより深く学べる大学が多いです。

 

例えば、サンフランシスコ州立大学のHospitality & Tourism 専攻では12単位分が選択科目となっており、4つのコースから1つ選択できます。

 

 Hotel Operations Management
 Restaurant and Catering Management
 Conventions, Meetings, and Event Management
 Tourism Management

 

ホスピタリティに力を入れている大学では、選択できるコースや科目が多い傾向にあります。

 

ホスピタリティをcollegeとuniversityで学ぶ違いはある?

 

collegeとuniversityどちらでもホスピタリティは勉強できるけど違いはあるの?

自分の希望に合う進路を選べるように、それぞれの特徴をおさえておこう

 

学べる分野は同じ

先述の通り、ホスピタリティにはホテル、観光、イベントなど色々な分野がありますが、collegeとuniversityどちらでも学べます。

 

どの分野が学べるかは、むしろ大学ごとの違い・特徴が大きく出る部分です。

 

universityの方がより多く・深く学べる

そもそもcollegeとuniversityでは卒業に必要な単位数が大きく異なります。

 

collegeとuniversityの単位数の比較

 

一般教養科目(英語・数学など)も必修のため、実際に専攻科目で履修するのは、collegeが30〜45単位(約10〜15クラス)、universityが60〜90単位(約20〜30クラス)です。

 

科目数が多い分universityの方がより多く、深く学ぶことができます。その反面、卒業までにかかる時間・学費・滞在費は倍増します。

 

collegeは現場、universityはマネージメント志望向き

多くのcollegeでは、『現場で活躍する人材の育生』を目標に、より実践的な知識・スキルの習得や、カスタマーサービス、コミュニケーションなどに焦点を当てたクラスが多いです。

 

一方でuniversityは、『リーダーポジションへの準備』を目的にしているため、ビジネスやマネージメント系のクラスが多くなっています。また、例えばオーバーツーリズムの課題など、学問的な視点からも学んでいきます。

 

もちろんcollegeでもマネージメントやビジネス科目、universityでも実践的な科目はありますし、collegeだからリーダーになれないわけでも、university卒業生がみんなリーダーになれるわけでもありません。

 

ですが、学びの目標や視点、アプローチが異なることは覚えておきましょう。

 

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アメリカの大学でホスピタリティを学ぶ3つのメリット

アメリカでホスピタリティを学ぶ3つのメリット

 

①幅広い選択肢から進路を選べる

ホスピタリティが学べる大学は200校以上

アメリカでは1922年にホスピタリティ専攻が誕生し、特に1980年代以降はホスピタリティ学部・学科が急増しました。2024年現在では200以上の大学で学べます。

 

競合大学が多く、また学問としての歴史もあるので、充実したホスピタリティ教育が受けられるのもアメリカの大学の強みです。

 

学べる分野が多岐にわたる

先述の通り、アメリカの大学ではホテル・観光といったメジャーな分野だけでなく、テーマパークやゴルフ場、クラブマネージメントなど日本の大学にはない専攻もあります。

 

大学の数と合わせれば選択肢は相当数あるので、自分の関心・将来の志望に合った大学が見つけられると思います。

 

②対外国人との高いコミュニケーションスキルが身につく

アメリカ留学で得られるのは単なる英語力だけではありません。

 

アメリカの大学には色々な国からの留学生が在籍しているので、異なるイントネーションやアクセントの英語にも触れることができます。

 

ホスピタリティ業界ではお客様や同僚含め、英語ノンネイティブの人と話す機会がとても多いです。各国の発音の癖を知っていると相手の言っていることを理解しやすいと、外資に勤める私自身実感しています。

 

また、例えば「日本人は遠回しな言い方を好む」といったように、コミュニケーションに影響を与える文化的背景や気質なども、留学中に多くの人とコミュニケーションをとることで知ることができます。

 

③インターンシップで留学中にアメリカの企業で働く経験が得られる

長時間だからより理解が深まる&身になる

アメリカの大学ではインターンシップが必須となっており、1学期間にcollegeでは100〜300時間、universityでは400〜1000時間の勤務を条件としている大学が多いようです。

 

勤務時間が長い分、ただの職業体験ではなく、その職種や企業、業界の理解を深めながらスキルや知識を身につけることができます。

 

また、インターンシップは複数回できるので、違う企業や職種を体験することも可能です。

 

インターンを募集している企業が多い

アメリカではインターンシップが一般的なため、多くの企業がインターンを募集しており選択肢が多いのも魅力の1つです。

 

地域密着型企業や世界的に有名な企業、ハイブランドからカジュアルまで、自分の志望に合わせて様々な企業から選べます。

 

卒業後の進路

①日本に帰国して就職

インバウンド需要が高まる昨今のホスピタリティ業界では、留学中に得た英語力や国際感覚、コミュニケーション力を存分に活かせます。

 

外資系、日本の企業どちらでも活躍の場があるでしょう。

 

②アメリカや海外で就職

お客様との関わりが多いホスピタリティ業界では、より高い英語力とコミュニケーション力が必要とされますが、アメリカやその他海外での就職も十分可能です。

 

特に観光地では多言語が話せることは大きな強みとなります。

 

まとめ

もちろんホスピタリティは日本の大学でも学べますが、アメリカの大学でも日本に匹敵する質の高い教育を受けることができます。

 

特に「外国人と関わる業務がしたい」「外資系企業や外国で活躍したい」と考えているなら、アメリカの大学で学ぶことも検討してみても良いかもしれません。