
留学中の外せない楽しみの1つと言えば『現地の食』。特に甘党さんはデザート・スイーツも気になるかと思います。
アメリカのデザートはかなり甘いので、短い旅行であれこれ食べるのは厳しいですが、アメリカに長期滞在する留学中は色々なデザートを楽しむのにピッタリです!
この記事では甘いもの好きな方のために、私自身がアメリカ留学中に気に入ったアメリカのスイーツ・デザートを紹介します。
〜私の経歴〜
日本の普通の高校を卒業後、アメリカの大学に進学。
4年後卒業・帰国し、現在は外資系企業にて英語を使った仕事をしています。
お菓子系
①S'mores / スモア

日本でも一般的になって来ましたが、BBQやキャンプファイヤーでの超定番デザート。火でキツネ色に炙ったマシュマロを板チョコと一緒にグラハムクラッカーでサンドしたものです。
留学生向けの屋外イベントでは何かと出て来たので、留学中に一度は食べる機会があるかと思います。
②Cookies / クッキー
アメリカのクッキーは日本で見かけない味やトッピングもありバラエティ豊か。スーパーのクッキーコーナーはぜひ覗いてみて下さい。
定番のチョコチップクッキーでも、チョコが大きめの"chunk"や、ザクザクした食感の "crunchy / crunky"があったり、またふにゃっとした食感が特徴の"chewy"はアメリカの定番なので一度食べてみることをおすすめします。
スーパーで買えるcookie dough (クッキー生地)
既製品だけでなく、スーパーの冷蔵コーナーにはcookie dough(クッキー生地)も売られています。食べたい分を成形してオーブンで焼くだけなので、簡単に自宅で焼き立てクッキーが楽しめる優れもの。
特にPillsburyというメーカーは、コラボや期間限定商品も含めラインナップが豊富です。
アメリカのアパートにはオーブンが備え付けであるので、留学中はおやつによく焼いて食べていました。
③Apple Crumble / Crisp
アップルクランブル / クリスプ

crumble は「ポロポロ、崩れる」のような意味があり、Apple Crumbleは甘く煮詰めたりんごと崩れたクッキーのような生地が2層になったデザート。Apple Crispはほぼ同じものですが、オーツが生地に加わることで、よりサクサクした食感が楽しめます。バニラアイスを添えて食べるのも人気です。
アメリカのスーパーでは既製品が買えますし、様々なメーカーからミックスも出ています。
ケーキ系
アメリカにもたくさんの種類のケーキがありますが、今回はその中でも定番中の定番を5つ紹介します。
④Banana Bread / バナナブレッド

日本人の感覚ではbread(パン)と言うよりも『バナナのパウンドケーキ』が近く、ナッツやチョコチップ入りも人気。
小麦粉・卵・砂糖と言った定番材料で簡単に作れるので、熟し過ぎたバナナがある時はバナナブレッドを作る、という家庭も多いです。朝ごはんに食べることも。
⑤Apple Pie / アップルパイ
アップルパイの発祥はイギリスだそうですが、アメリカでも『おばあちゃんの味』として愛されている国民的デザート。
日本では煮詰めたりんごを使い、カスタードなどを一緒に包むアレンジも人気ですが、アメリカでは砂糖などをまぶした生のりんごをたくさん詰めて焼くのが一般的です。
⑥Carrot Cake / キャロットケーキ

すりつぶした(または細かく刻んだ)人参がたくさん入ったケーキで、スーパーでもよく見かけます。ケーキ自体は甘すぎないので、フロスティングとの相性が良いです。
大学のカフェテリアでデザートによく出てきていました。
アメリカの大学のカフェテリアについて詳しくはこちら
⑦Red Velvet Cake / レッドベルベットケーキ

アメリカの伝統的なデザートで、赤いスポンジケーキと白のクリームチーズまたはバタークリームが華やかなケーキ。日本では見かけない色味でびっくりしてしまいますが、赤色のスポンジは実はココア味です。
⑧Cinnamon Roll / シナモンロール
シナモンロールの発祥は北欧ですが、アメリカ版は柔らかくてフロスティングがたっぷり乗っているのが特徴。カフェやスーパーでもよく見かけるアメリカでもお馴染みのスイーツです。
スーパーで買える缶入り&冷凍シナモンロール
先に紹介したcookie doughのように、アメリカのスーパーには缶に入ったcinnamon roll dough(シナモンロール生地)や冷凍シナモンロールも売っていて、オーブンで焼くだけで簡単にシナモンロールが作れます。フロスティングが別添えのものは自分で量を調整可能。
cookie doughでも紹介したPillsburyはシナモンロールも色々なバージョンを出しています。
その他
⑨Frozen Yogurt / フローズンヨーグルト

ソフトクリームの様な見た目ですが、アイスよりも酸味があり、後味もさっぱりしています。
アメリカにはフローズンヨーグルトのチェーン店がたくさんあり、好きな味・トッピングを選んで自分好みのカップを作ることができます。例えばチェーンの1つPinkberryでは、ヨーグルトアイスの味は全48種類、トッピングは26種類あるそうです(店舗によって異なる)。
Pinkberryのメニュー(一部)
味
・オリジナル(ヨーグルト)
・マンゴー
・ピンクレモネード
・チョコレート
・ピーナッツバター
・抹茶
トッピング
・果物(イチゴ、ブルーベリー、キウイ)
・ミニブラウニー
・チョコチップ
・グミ
・アーモンド
・グラノーラ
・ソース(イチゴ、チョコ、はちみつ)
公式ホームページ:Pinkberry Frozen Yogurt The original tart: where it all began
お出かけ時の休憩に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
⑩Peanut Butter / ピーナッツバター
日本ではピーナッツバターはパンに塗るイメージが強いかもしれませんが、アメリカではチョコレートのように色々なデザートに使われていて、クッキー・アイス・ケーキなどピーナッツバタースイーツはたくさんあります。
個人的にはシンプルにピーナッツバターをスライスしたりんごに付けて食べるのが好きでした(りんごのすっきりした酸味とピーナッツバターの甘味がグッドマッチ)。アメリカではセロリに付けて食べる人もいます。
PB & J / ピーナッツバター&ジェリーサンド

アメリカの超!定番サンドイッチ。ピーナッツバターとジェリー(フルーツジャム)を塗ったシンプルなサンドイッチですが、ピーナッツバターの塩味とジャムの甘味がよく合います。
ランチとして学校に持って行く子供も多く、絵本にもなるほど親しまれています。
まとめ
今回は私も好きだったアメリカの定番デザートを紹介しました!
一度では食べきれないほど1つ1つが甘くサイズも大きいので、留学仲間の間でもよくアメリカのデザートの甘さ・大きさは話のネタになっていた程です。アメリカ生活の経験の1つとしてアメリカンデザートに挑戦してみてはいかがでしょうか。