ナチュフル英会話

英語上級者を目指す中級者向け英語学習ブログ

【英語中級者向け】原書で学ぶ英語『ハリーポッターと賢者の石』⑧The Potions Master

 

長年やってみたいと思っていた「ハリーポッターを原書で読む」に挑戦中です。

 

ただ読むだけではもったいないので、知らなかった表現や気になったフレーズを書き留めていきます。

 

〜私の経歴〜
アメリカの大学卒業
外資系企業勤務
趣味:英語学習
TOEIC 960点・英検準1級

 

 

※ブログで使用しているフレーズは"Harry Potter and the Philosopher's Stone"から引用しています。

 

 

 

ショートフレーズ&イディオム

get on the wrong side of 人

「人を怒らせる」「人の機嫌を損ねる」

 

Harry and Ron managed to get on the wrong side of him on their very first morning.

引用:ページ 141

 

There is more to A than B.

「AにはB以上のものがある」「AはBだけではない」

 

There was a lot more to magic, as Harry quickly found out, than waving your wand and saying a few funny words.

引用:ページ 142

 

順に訳すと、There was a lot more to magic「魔法にはもっとたくさんのものがある」 as Harry quickly found out「ハリーがすぐに気づいた通り」 than waving your wand and saying a few funny words.「杖を振って面白い言葉を言う以上の」→ つまり「魔法はただ杖を振って面白い言葉を言うだけではない」

 

make a difference to ~

「変化をもたらす」「影響を与える」

 

By the end of the lesson, only Hermione Granger had made any difference to her match.

引用:ページ 143

 

get/have a head start

「競争相手より先にスタートする」「有利なスタートを切る」「一足先に始める」

・何かを早めに始めたりすることで、有利になること

 

There was so much to learn that even people like Ron didn’t have much of a head start.

引用:ページ 144

 

魔法使いの家庭で育った生徒と違い、知らないことだらけの自分は入学時点で既にかなりの遅れをとっていると思っていたハリー。しかし実際は「学ぶことがたくさんあって、ロンのような人でさえも有利なスタートを切っているわけではなかった」

 

muchは不可算名詞なので、there were so muchではなくthere was so muchになる

 

Don’t push it.

「それくらいで止めておけ」

 

Don’t push it,’ he muttered.

引用:ページ 149

 

one's mind is racing.

「(興奮や恐怖などで)何かについてあれこれ考えている」

・色々な考えが頭を巡り集中できない・物事が手につかないような状態

 

Harry's mind was racing and his spirits were low.

引用:ページ 149

 

put 人 up to ~

「人に~をそそのかす」

・to の後は名詞や動名詞が続く

・馬鹿げたことや間違っていることをそそのかすこと

 

Can’t get rid of her – Filch puts her up to it.

引用:ページ 150

 

お城に来るたびにフィルチの飼い猫のミセス・ノリスに付け回されるハグリッド。「彼女を追い払えない、フィルチが自分を見張るようそそのかしてるんだ」

 

meet one's eyes

「目を合わせる」

 

<例文>

"Mom noticed I was lying because I didn’t meet her eyes."

「目を合わせなかったから私が嘘をついていると母は気づいた」

 

Yet Harry couldn’t help thinking that Hagrid didn’t quite meet his eyes when he said that.

引用:ページ 151

 

初回授業でスネイプが自分のことを毛嫌いしていると感じたハリー。なんで嫌われなきゃならないんだとハグリッドは否定していたものの、「ハリーはハグリッドがそう言った時に自分と目を合わせなかったと思わずにはいられなかった」

 

be good/great with ~

「~の扱いが上手」「~が得意」

 

<例文>

"He is great with kids."

「彼は子供の扱いがとても上手」

 

"I'm not good with names."

「私は人の名前を覚えるのが苦手です」

 

"She is great with her hands."

「彼女はとても手先が器用なの」

 

‘I liked him a lot – great with animals.’

引用:ページ 151

 

keep one's nose out of

「関わらない」「首を突っ込まない」

 

keep your noses out if you know what’s good for you

引用:ページ 151

 

句動詞

round on ~

・「突然非難する」「攻撃的な言葉をなげる」

・イギリス英語

 

Then he rounded on Harry and Ron

引用:ページ 149

 

ring out

「鳴り響く」

Then Hagrid's voice rang out

引用:ページ 149

 

会話で使えるかも!?中級フレーズ

「金曜日の午後は休み」

 

you get Friday afternoons off

引用:ページ 145

 

get 日付/曜日/日数 off「~休みがもらえる」の意味。上の文では複数形のafternoonsを使用することで、毎週金曜日の午後が休みであることがわかる

 

getだけでなくhaveやtakeも同様に使える

 

<例文>

"She has Mondays off" / "She is off on Mondays.

「彼女は月曜休み」

 

"I'm going to take 10 days off this summer"

「私は今年の夏は10日間休みを取る予定」

 

「〜していたかもしれない」

 

It might’ve been happening while we were there!

引用:ページ 151

 

「~したかもしれない」とmightを過去形にするには、might have 過去分詞形を使う。進行形のmight have been doingは「~していたかもしれない」の意味になる

 

 時制による意味の違い

 

might happen:起こるかもしれない

might be happening:起こっているかもしれない

might have happened:起こったかもしれない

might have been happening:起こっていたかもしれない

 

 

 

 Chapter⑦ The Sorting Hat